総合通知だけでなく
保険証券や申込書も評価してほしい
——今回のアワードのテーマが「利用品質の確保とコスト削減」ですが、品質は非常にレベルアップしても、逆にページが増えるなどコストアップにつながったということはありませんでしたか。
古市:コストが上がることはなかったですが、アワードを通して、コスト削減も同時に追求されたなど、他社さんの取り組みも知ることができ、非常に参考になりました。今回は、システムによる保障内容などの印字部分のレイアウトは変更していません。今年10月の合併に伴い、両社のお客さまへの通知方法など、来年度はシステム印字の部分も含めて改定を行う予定ですが、その際にはコスト面の考慮もしなければいけません。
——デジタル化が進んでいますが、紙が中心だったお客さまとのコミュニケーションも、デジタルとの複合の時代に変わりつつあると思いますが、いかがですか。
古市:すぐにデジタルメディアに移行することは難しいですから、当面総合通知については紙媒体で作成すると思います。ただ、具体的な段階に至っていませんが、近い将来、紙媒体とデジタルメディアを複合させる時代が来るとは思っています。また、お客さまからご指摘いただきながら、総合通知に記載できなかった項目等を、インターネットで補完できないかという検討もしております。
——高齢化が進んでいますし、デジタルにアレルギーをもつ層もいらっしゃいますよね。
古市:デジタル媒体に移行しても、ご希望に沿って紙媒体で送らせていただくなど、すぐにデジタルだけということにはならないかと思います。デジタルの場合、お客さまに確実にご覧いただけるかという課題もございます。一方的に送るだけでなく、読んでいただくことが重要ですから。
——最後に、UCDAアワードへのご意見・ご要望などお聞かせください。
古市:保険自体わかりにくい商品と言われています。各社の総合通知を評価いただくことで、業界全体の「わかりやすさの品質」を向上させるという意味からも、UCDAアワードを開催していただいて本当にありがたいこと思っております。ただ、システムの変更には時間がかかりますし、総合通知を毎年改善するというのは難しいかもしれませんので、何年かごとに開催であっても続けていただきたいです。総合通知以外では、損保のように保険証券も評価対象にしていただくといいですね。証券がわかりにくいとの声をいただくこともありますので、総合通知と同様に改善点を指摘いただけるかと思います。
今西:ご契約前にお客さまにご覧いただく、パンフレットや申込書を評価対象にしていただくのはどうでしょう。





